2015年7月31日金曜日

Day2 平和な街 レイキャビク

 高層ビルも、ハイブランドの店も、スターバックスも、マクドナルドもない、素晴らしく美しいレイキャビクの街。
(ただし、サブウェイとタコベルはあった)

適当に歩いていると、ランドマークタワーのハットルグリムス教会に到着。
展望台へは800kr。値上げしたようだ。


教会前のCafe Lokiというお店で昼食をとることにした。
一階と二階に席があったので、二階の席にする。
注文したのは、ラムと野菜のスープと薄い生地の上にハムが乗ったもの。
ベジタリアンメニューは多分無かった。

スープ 1870kr、パン1350kr

味は、可もなく不可もなく…
ラム肉に少しだけ臭みがあって、肉が苦手な私にはやはり食べられなかったが、以前食べようとしてあまりの臭さに食べられなかったドイツの肉よりはだいぶましだと思った。
アイスランドの羊は、広大な大地に放牧されて苔を食べているからか、柔らかく臭みが少ないらしい。


日本では見たことがないが、ビニールボールの中に入って楽しそうに遊ぶ子ども。

写真には撮れなかったが、真っ裸で前だけ手でおさえながら街中を走り抜ける青年を目撃した。彼の仲間達も笑いながら一緒に走っている。
罰ゲームかバチェラーパーティーかなにかだろうか。
観光客のフランス人マダムも、笑いながらカメラを向ける。
真っ裸で街中を走る人間を生まれて初めて見た。
珍しいこともあるもんだと思ったのも束の間、その日の夕方、ほぼ裸でギターを担いだお兄さんに「一緒に遊ばないか?もちろんお金はいらないよ!」と声をかけられる。
なんなんだ、この自由すぎる空気は。
そういえば、街中を随分徘徊したが警察官らしき人物も見ていない。
この街は本当に平和なのだと実感した。



Day2 カフェ Tiu Dropar

良さそうなカフェをネットで探してみた。


半地下にあるカフェで、軽い昼食をとる地元の人や観光客がいた。
中に入ると、好きな席へどうぞと言われる。

40年以上前から営業しているそうだ。
趣のある店内で、それぞれのテーブルにはろうそくが灯されている。

スイスモカとカプチーノ

アイスランドのカフェには大抵スイスモカというメニューがあった。多分、カフェラテに生クリームを乗せたものだと思われる。

コーヒーの値段は日本と変わらない。(スーパーでのコーヒー豆の値段は日本より少し高めだったが)
物価のわりに日本のカフェが高いということだろう。


※追記
こちらのカフェは、次の年(2016年)に訪れたところ、閉店しており、ベトナム料理屋に変わっていた。大変残念です。


Day2 街まで歩く

2日目の朝、アイスランドクローネへの両替を忘れたことに気付く。
アイスランドは完全なカード社会だが、バスだけは現金が必要なのだ。
(バス料金は1回400kr)
バスに乗れず、ホテルからレイキャビクの中心部まで40分くらいかけて歩く。
さすが人口12万人の首都レイキャビク、住宅街には人の気配があまりしない。
徒歩で移動している人もほとんどおらず、たまにロードバイクに乗った人とすれ違うくらいだ。

タンポポのようだが、日本のタンポポとはちょっと違った。
その他シロツメクサ、ライラックなどが咲いていた。気候的には春なのだろうか。

途中で地元の人で賑わうパン屋に寄って、Kleinur(一番手前)を購入した。
甘さは控え目で、沖縄のサーターアンダギーにも似ていた。



街の中心部近くまで来た。道の先には美しい海と山々が見える。
街を歩く人がやっとちらほらと見えてきた。しかし、一国の首都とは思えないほどに人が少ない。
気ままに歩いていると、見覚えのある観光スポットに到着していた。
ソルファー


   
ノルウェー海、風が冷たい。


ハルパ(窓ガラス清掃中)
2008年のアイスランド経済危機の後、一時建設が止まっていたそうだ。

外観よりも内部から見た方が美しさが際立っていた。

ハルパの地下にはツーリストインフォメーションもある。
日本語が思いっきり間違っています。

人も少ないので、館内のソファーでゆったりとくつろげた。












Day1 ホテルに到着、買い出し

ホテルに到着。
ダウンタウンからだいぶ離れたホテルは、殺風景な街並みの中にあった。
二つ星ホテルで、室内は今まで旅した北欧のどのホテルよりもボロい。値段はたいして変わらないのに。

ホテルでiPhoneをWi-Fiに接続してスーパーを探すがよくわからず、とりあえず大きなショッピングモールへ向かった。


物価は想像以上に高い。特に野菜。

片手に乗るくらいの小さなブロッコリーが780krくらいだったか。
(1kr=ほぼ1円)
空輸してるの?

卵は1パック812kr。


チョコレートも400krくらいが相場で、1000kr以上のものも。

新鮮な物が少なく、美味しそうな野菜も見当たらない。
少量のもやしが319krとは!


オーガニックの豆腐517kr


寿司は1500krくらいだった。

とりあえず野菜については購買意欲がことごとく削がれ、
アイスランド産の350krくらいのトマトと同じく350krくらいのレタスを購入。


それにしても夜11時だというのに外は煌々と明るく、遮光カーテンを閉めるもカーテンの隙間から漏れる日差しが眩しい。
日の沈まない完全な白夜である。

20時間以上寝ていないのに、その夜はあまり眠れなかった。

Day1 バスでレイキャビクへ

あらかじめ予約しておいたバスは、出口を出てすぐに見つかった。
前もって予約しなくとも、空港で予約もできるようだ。
今回、台風の直撃で飛行機が飛ぶかわからなかったので、空港で予約しても良かったと思った。

バス係員に行き先のホテル名を聞かれるも、リストにはguesthouseを省略した名称しか載っていなかったので、すんなりと通じず焦る。
ドロップオフの場合は、バウチャーにホテル名が書いてないので運転手さんに伝える必要があるようだ。

飛行機発着後すぐのバスは混むようだが、何本か遅らせたのでかなり空いていた。

 レイキャビクまで1時間弱。何もない風景が続く。

だんだんと街中に入ってきた。






Day1 小さな空港

アイスランドに到着



空港は想像していたより小さかった。
これくらいなら方向音痴の私でも絶対に迷わないだろう。


空港内で日本円や外貨が使えるそうなので、ここで両替がてら買い物すると良い。
チョコレートなどは街中やスーパーよりも安い商品もあった。



外から見ても質素な外観の空港だった。

よくわからないオブジェと見渡す限りの寂しい風景。









Day1 出発

2015年7月、10日間のアイスランドへの旅の記録

ヘルシンキから、アイスランド航空でケプラヴィーク空港まで約3時間。
ヘルシンキとの時差は3時間で、日本との時差は9時間になる。
機内食やイヤホンは有料。