氷河へ行きつくことが出来なかったので車から降りてみた。
車のエンジンを切ると、そこは無音の世界だ。
ごくたまに、ものすごいスピードで車が通り過ぎていくけれど、それ以外は全く音がしない。
普段、自分がいかに絶え間ない喧騒の中で生活しているかが身にしみた。
見渡す限り地平線と山が見えるだけ。
民家もなく人もおらず、生き物の気配といえば遠くの方に羊がいるくらい。
苔は踏まないように。
所々に可憐な花が咲いていた。
アイスランド人は、妖精の存在を信じているという。
こうして静かな世界に佇んでいると、本当に妖精はいるのではないか、、、
とは全く思わなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。